「本当に良いものだけ」…?
こんばんは。ひさびさの晴れ間に、安心します。
台風10号が本州に近づくようで、安心してもいられませんが……
今日は、私のコスメ遍歴から商品の選び方について、綴っていきたいと思います。
◎とにかく燃えていた大学生のころ…
大学に入学した私は、高校(女子校でした)で抑圧されていた欲が解放され、コスメマニアへとなり果てました。もちろん、大学生ですのでいきなり高級コスメを揃えたわけではありませんが……パッケージがかわいいから、色がスキだから……いろいろな理由で、とにかく使いきれないほど買いました。
(それがトップの画像です。あれがすべてではありませんが)
じきに、オーガニックコスメに興味を持ちました。
「お肌によさそうな、自然なものがいい」と思い、L○SHのうたい文句や、オーガニックブランドに惹かれました。天然成分・オーガニック認定などを追い求め、効果がわからないと次の商品を探し……100gで何千円もする洗顔やクリームなど買ったものです……泣
◎オーガニックってなんだ?
アルバイトやサークルに明け暮れ、生活習慣が乱れ、肌が荒れた時期がありました。
「これはアカン」と、例のごとくスキンケアのラインを見直すことにしたのですが、ふと「そもそもオーガニックってなんだ?」と思い、ネットで調べることに。
そこで出会ったのは、化学を専攻されている研究者の方のブログです。
ブログ記事には、ハッとさせられることばかりで、次々に読み進めてしまいました。
「セッケン」はれっきとした界面活性剤であり、
化学的にはむしろその代表とも言える化学物質です。
実は世に存在する全ての化粧品成分…
例えば界面活性剤や防腐剤や紫外線吸収剤、香料、着色料、鉱物油からシリコーンに至るまで、
その全ては「天然由来成分」と言えます。
(詳しいことは実際の記事を参照してくださいませ)
高校までの「化学」の知識だけで十分わかるはずなのに、どうして「化学物質が身体に悪い」なんて無根拠に思い込んでいたのだろう……と、衝撃を受けました。
世の中に化学物質でないものなど存在しないですね。水や空気、プラスチックやシリコーンはもちろん、人の体や植物にいたるまで、すべて化学物質です。さらに言ってしまえば、洗顔料や化粧水、シャンプーは、木に生っているわけでも土に生えているわけでもないのですから、「合成化学物質」であるのは当然です。
◎「本当に良いもの」だけを買う、ために
企業によってあたえられたイメージを根拠にして、「これは良いはず!」と商品を選択することは、衝動買いと同じだと私は思います。
また、口コミだって本当かどうかは誰にもわからないのです。(口コミを投稿してお金をもらえるサクラのお仕事がたくさんありますから……)
実際の商品・サービスの良さを知るためには、誰かに教えてもらうとか、他人の意見をまるごと参考にするのではなく、自分自身が責任をもってそのものの性質や本質を見極めることが大切なのだと、痛感しました。
◎スキンケアの今
いま振り返ってみると、スキンケアを始めたのは大学に入ってからでした。(高校生の頃は化粧はおろか、洗顔だって毎日していたわけではありません…!) そして、ニキビが初めてできたのも、大学に入ってからなのでした。
そこで、先ほどのブログを書かれているかずのすけさん推奨の、オフスキンケアを実践しています。
「肌には何もしないのが一番良い」ことを前提として、最低限のライン(クレンジング or 洗顔 + たまに化粧水)でスキンケアは終了です。あれもこれも使うことはありません。
ただそのクレンジングや洗顔料は、適正な洗浄力である必要があります。石鹸では、洗浄力が強すぎます。また、洗浄を目的としているのですから、洗浄以外のよけいな成分(保湿成分、香料など)はなるべく含まない、シンプルな成分のものがよいです。
※シンプルでないとその商品が良いのかどうか判断しにくいし、保湿は自分の肌の力でどうにかするべきだからです。
お化粧や強めの日焼け止めをしているときは、こちらのクレンジングを。
柔軟作用や抗酸化力にすぐれたマカダミアナッツオイルを主成分としたオイルクレンジングです。とっても肌がふかふかになります。
※クレンジングをした日には洗顔料は使いません。
薄めに日焼け止めをつけただけの日は、クレンジングをせずにこちらのスキンウォッシュを。
石鹸ほど洗浄力が高くありませんので、保湿成分が配合されていなくても、肌がつっぱりません。
肌が弱っているときや、乾燥が気になるときにだけ、こちらの化粧水を使用します。
シンプルですが、これらのサイクルを初めて約半年間、大きく肌の調子が崩れることもありません。気になっていたおでこのニキビもすっかりなくなりました。
◎まとめ
人それぞれの肌質や、好みによって、どの商品が合うのかは違います。正直、まだまだ不勉強で、かずのすけさんオススメ一辺倒!になってしまっている感は否めません……が、情報源を複数にして、むずかしい成分表示をしっかり読み解き、自分の基準で商品を選ぶことができるようになれるよう、頑張りたいと思うこの頃です。